鎌倉で相続の相談なら、かもめ総合司法書士事務所
鎌倉・相続相談ひろば
かもめ総合司法書士事務所<鎌倉市由比ガ浜>
ご相談対応時間:10時~17時半
(事前予約で20時までOKです)
日本人の銀行口座の保有件数は、平均で一人当たり3~4件といわれています。しかし、相続手続きの実務経験からすると、実際にはそれ以上のケースが多い印象です。中には10件を超える方も珍しくありません。
被相続人が同居の親族であれば、ある程度は銀行口座の利用状況を把握できるかもしれません。しかし、親子であっても長年別々に暮らしていた場合や、兄弟姉妹(甥姪)が相続人となる場合は、把握が難しいことが多いでしょう。
また、近年はインターネット専用の金融機関が増え、預貯金通帳を発行しないケースも多くなっています。そのため、調査がさらに困難になっています。
銀行口座を調査する具体的な方法として、次の手順が考えられます。
【自宅捜索】
自宅で金融機関からの郵送物、通帳、キャッシュカードなどを探します。キャッシュカードは古いものでも手がかりになることがあります。また、(アクセスできれば)パソコンやスマートフォンのブックマークやアプリを確認します。
【金融機関への個別照会】
銀行の預貯金口座には、後述する株式や保険のように「名寄せ」を行う機関が存在しません。
そのため、取引の可能性がある金融機関に、一件ずつ個別に照会する必要があります。調査の手順や添付書類は各金融機関によって異なります。
また、相続手続きには予約が必須の銀行も多いため、事前に確認しましょう。
【全店照会の活用】
特定の金融機関が判明しているが、どの支店に口座があるか不明な場合、その金融機関の全支店を対象に口座の有無を確認する「全店照会」をすることができます。
意外かもしれませんが、銀行の預貯金口座に比べて、株式や保険などの調査のほうが容易とされています。では、どのような調査方法があるのか、順に解説していきます。
【証券保管振替機構への照会】
被相続人が株式を保有していた可能性がある場合、証券保管振替機構(ほふり)に問い合わせることで、どの証券会社や信託銀行に口座を持っていたかを確認できます。
【生命保険契約照会制度の利用】
調査対象となる契約は、現在有効に継続している個人保険契約であり、すでに死亡保険金が支払われたものや、解約済・失効済の契約は含まれません。
照会事由が死亡の場合、死亡日から最低3年間は遡って調査することができます。
相続や金融機関の手続きに慣れていない個人の方が、上記のような調査を自身で行うのは、非常に困難です。
状況によっては、司法書士や弁護士などの相続の専門家に依頼することで、効率よく調査を進めることができます。
2025年3月
司法書士 日永田一憲
突然の相続で何から手をつけたらよいか分からない、、そんなときは、司法書士の無料相談をご利用ください
神奈川県鎌倉市由比ガ浜2-9-62フォーラムビル2階、鎌倉駅から0.6キロ、若宮大路沿い
営業時間:平日10時~17時半(事前予約で20時までご相談承ります)
法律サービスを通し安心と幸せを
かもめ総合司法書士事務所では、相続手続きをスムーズに行うことで、相続人の方のご負担を軽減し、これからのご家族の安心と幸せをサポートすることを使命と考え、日々、業務に取り組んでおります
かもめ総合司法書士事務所
代表者
司法書士・行政書士
日永田一憲(ひえだかずのり)
昭和44年生れ
鎌倉市在住
当事務所では、相続手続きをスムーズに行うことで、相続人の方のご負担を軽減し、これからのご家族の安心と幸せをサポートすることを使命と考え、日々、業務に取り組んでおります